香川照之の母親と父親?確執?東大を首席で?嫁と離婚の理由と親権は?歌舞伎の実力は?
香川照之の母親と父親?確執?
主役という存在を薄くするほどの演技力で、見る人の印象に深く残る俳優の香川照之さん。
役者としての活躍もですが、2011年からは歌舞伎役者としても活躍をされているそうです。
そんな香川さんですが、父や母、そしてその家族というのも凄い人なのだとか。
では、彼の家族とはどんな人達なのか見てみましょう。
1989年に大河ドラマである『春日局』でデビューをしており、後に代表作となる『静かなるドン』などに出演している俳優の香川照之さん。
その後は同じく大河ドラマの『利家とまつ~加賀百万石物語~』や『龍馬伝』、人気漫画の実写映画『カイジ 人生逆転ゲーム』や2016年には『クリーピー 偽りの隣人』へと出演しています。
また、特に香川さんが注目されたドラマといえば、大ヒットとなった日曜劇場の『半沢直樹』ではないでしょうか。
作中では主人公のライバルという役柄で出演しており、最終回で見せた土下座シーンというのが大きく注目されたそうです。
その勢いはそのままに、2017年も櫻井翔さん主演の『君に捧げるエンブレム』や長谷川博己さんが刑事役をしている『小さな巨人』にも主演をしています。
きっとこれからも、主役の陰を薄くするほどの怪演を見せてくれることでしょうね。
そんな俳優として素晴らしい評価の香川照之さんですが、なんでも大の昆虫マニアなのだとか。
そんな香川さんの願いが届いたのか、Eテレで『香川照之の昆虫すごいぜ!』という冠番組が放送されることになったそうです。
昆虫番組ということでカマキリに扮した香川さんが出演しているのですが、普段とのギャップがあまりにも凄いということで、放送終了後には番組や彼に対しての感想がSNSなどに投稿されたといわれています。
ちなみに、この昆虫番組の次回放送日は10月9日の午前9時から放送予定ですので、気になる人は視聴してみてください。
もし忘れたとしても、後に再放送をするそうなのでご安心ください。
そんな俳優やタレントとして活躍をしている香川照之さん。
実は2世芸能人だというのはご存知でしょうか?
では、彼の両親や家族について見てみましょう。
父は歌舞伎役者の市川猿翁?
まずは香川照之さんの父親ですが、歌舞伎役者の二代目 市川猿翁(元 三代目市川猿之助)さんです。
実は歌舞伎役者の息子だったということで、家系図をみると親戚(従弟)に四代目市川猿之助さんがいますね。
そんな家系に生まれた猿翁さんといえば、様々な要素を取り入れた歌舞伎を披露したことによって歌舞伎界に新たな風を吹き込んだ人物として有名なのだとか。
しかし、あまりにも新しいということもあり、当初は歌舞伎界には受け入れられなかったこともあったそうです。
そんな逆境の中でも活動を続けた結果、今では多くの人に支持される舞台を作り上げる人物になったといわれています。
特に猿翁さんが創造した『スーパー歌舞伎』という現代風歌舞伎は注目をあつめており、2015年には人気漫画『ワンピース』を歌舞伎化したことで更に注目されたそうです。
さて、そんな父である猿翁さんと香川さんには、長らく確執というものがあったといわれています。
どうもそれは父と母の離婚などが原因のようですが、こちらについては後ほど見てみましょう。
母は元宝塚の浜木綿子?
次に香川照之さんの母親ですが、それは元宝塚の浜木綿子さんです。
宝塚歌劇団の40期生として入団し、雪組のトップ娘役として舞台に出演をしていました。
また、その演技というのが認められ、外部出演として芸術座が舞台化した『がしんたれ』などにも出演をしています。
宝塚歌劇団は1961年に退団をしていますが、退団後はドラマなどに出演する女優として活動をしていたそうです。
そして1965年に市川猿翁(猿之助)さんと結婚をしており、同年12月に息子となる香川照之さんを出産しています。
残念ながら浜さんは猿翁さんと離婚をして、離婚後は子供を育てながら女優を続けるといった苦労もあったそうです。
最近ではドラマなどに出演することはほとんどなくなりましたが、自身が座長を務める公演には参加をしてるのだとか。
それ以外の仕事については受けていないようですので、浜木綿子さんはセミリタイアのような生活をおくっているのではないかと思います。
父との確執と修復は?
父は歌舞伎役者で母は元宝塚歌劇団といった家庭に生まれた香川照之さんですが、どうも父親とは確執があったそうです。
では、その理由とは何だったのでしょうか。
まずことの発端ですが、これは両親の離婚だったといわれています。
香川さんが1歳のころに父の猿翁さんは家を出ており、3歳のときに正式に離婚がきまったそうです。
猿翁さんは離婚の原因となった不倫相手である藤間紫さんと生活を共にしていたということもあり、彼は父親と一切会うこともなかったといわれています。
そんな関係が続いていましたが、1989年に俳優となった香川さんは父に会うために公演中のところに訪れたそうです。
そこで父から発せられた言葉というのが、かなり衝撃的でした。
「大事な公演の前にいきなり訪ねてくるなんて
役者としての配慮が足りません」「すなわち、私は家庭と訣別した瞬間から蘇生したのです。
だから今の僕とあなたとは何の関わりもない。
あなたは息子ではありません。
したがって僕はあなたの父でもない。」「あなたとは今後、二度と会う事はありません。」
出典:サラッと速報 https://sarattosokuhou.com/entame/kagawa-teruyuki-family/
せっかく会いに来てくれた息子に対して、ここまで拒絶しなくてもいいのでは? とも思える言葉だと感じるのは私だけではないでしょう。
もし私が彼の息子であれば、一瞬で心が折れてしまうと思います。
しかし、香川照之さんはこの言葉で会うことを辞めたわけではなく、その後も父の公演へと足を運んでいたといわれています。
お互いの心が通じ合わないまま時間が進んでいましたが、猿翁さんの現妻となった藤間紫さんの力もあってか、なんと親子関係を修復したそうです。
2009年に藤間さんは帰らぬ人となりましたが、彼女の行動はとても素晴らしい結果を残してくれたのではないかと思います。
その後は一時期ではありますが父と同居をしたり、今でも歌舞伎の稽古のため香川さんは猿翁さんのもとに出向くなど、良好な親子関係を築いているそうです。
もう二度と関係が壊れないことを願っています。
東大を首席で?
最近では高学歴だという芸能人やタレントというのは珍しくありません。
香川照之さんもまた、そういった芸能人の1人だったようです。
彼が卒業した大学というのは、日本では誰もが知っている有名大学である『東京大学』でした。
ちなみに、小学校から高校までは東京都千代田区にある『暁星学園』に通っていたそうで、この母校も全国でも有名な進学校だそうです。
さて、有名進学校や東京大学へと進学した香川照之さんですが、どうも東大に入ったのは父が関係しているといわれています。
というのも、母である浜木綿子さんは彼に対して 父(猿翁)よりもいい大学へ
ということを言い続けていたのだとか。
父親である猿翁さんは慶應義塾大学を卒業しており、それ以上の大学といえば東京大学だったのでしょう。
そんな母の言葉を胸に勉学に励んだ結果、香川さんは東大の文学部へと現役合格をしたといわれています。
高校時代からトップクラスの成績だったそうですが、それは大学に入っても変わることがなく、なんと首席で卒業をしたそうです。
東大に入るだけでも凄いのに首席で卒業するとは、香川さんは相当な努力をしたのでしょうね。
そして首席で卒業をしたあとは就職などはせずに俳優の道へと進んだそうですが、香川照之さんは東大卒だということを隠して活動をしていたといわれています。
隠していた理由はわかりませんが、彼にとって役者というものには学歴はないと考えたのかもしれません。
また、東大出身という話題だけが注目されてしまうということも、香川さんが明かさなかった理由なのではないかと思います。
嫁と離婚の理由と親権は?
香川照之さんは実力のある俳優として人気となっていますが、そういえば結婚をしていましたね。
では、香川さんの嫁とはどんな女性なのか気になります。
まず嫁の名前ですが、香川知子さんという方のようです。
元JALのCA(キャビン・アテンダント)だったといわれており、結婚後は退職をして夫を支える専業主婦になったといわれています。
また、元CAであっても一般人ということで、嫁の年齢といった詳しい情報は見つからないそうです。
しかし、結婚が報道されたことで姿のわかる写真というのが存在するそうで、ボカシが入っていますが家族で歩く姿があるといわれています。
やはりキャビン・アテンダントだったということで、綺麗な女性なのでしょうね。
そんな知子さんと香川さんは1995年に結婚をしており、2人の子供にも恵まれました。
子供も生まれ仕事も順調という香川さんでしたが、残念ながら2016年に離婚をしています。
この離婚報道に驚いた人もいると思いますが、やはり気になるのはその原因です。
離婚理由については子どもたちのためということで真相は語っていませんが、どんな理由があったのでしょうか。
離婚理由は歌舞伎という家庭環境が?
詳しいことは後ほど書きますが、香川照之さんは2011年から歌舞伎役者としても活躍をしています。
ということは、嫁である知子さんは『梨園の妻』となりますね。
梨園の妻といえばかなり厳しい世界として知られており、数々のしきたりを学ばなければなりません。
例えば着付けにお茶などの作法や季節の行事、お礼状の作成やあいさつ回りなどの仕事があります。
さて、そんな厳しい世界である梨園の妻となった知子さんですが、当初はきちんとこなしていたそうです。
しかし、2013年頃からその姿はなく、劇場でも彼女を見かけることがなくなったといわれています。
どうもその原因というのは、息子である香川政明(歌舞伎役者としての名前は市川 團子)くんについて関係者からの言葉だったそうです。
どうもその関係者は歌舞伎俳優となった息子に対して『駄馬』という発言をブログに書き込んだのだとか。
ちなみに駄馬というのは荷物を運ぶ馬という意味がありますが、もう一つは役立たずという意味もあるそうです。
梨園の妻として懸命に頑張っている中で息子を駄馬と批判されたことで、知子さんの心は折れてしまい姿を見せなくなったといわれています。
そして、この件について夫である香川照之さんが一切何も言わなかったことが、離婚原因になったのではないかといわれているようです。
息子がバカにされたとなると、黙っている親というのはいないと思います。
しかし、香川さんはこのことに対して何も反論や抗議をしなかったということは、知子さんにとってショックな出来事だったのでしょう。
この一見がきっかけなり、関係が悪化したことで離婚となったといわれています。
歌舞伎の世界は家柄や芸歴で上下関係が決まっているそうで、香川さんの場合は年下でも相手が格上ということがあるそうです。
そういった立場だったので抗議ができなかったという話もありますが、父としてここはガツンといってほしかったというのが、妻の思いだったのかもしれませんね。
子供の親権はどうなるのか?
2016年に離婚が決定した香川照之さんと知子さん。
子供が2人いるということなのですが、離婚後の親権というのはどうなのでしょうか。
やはり離婚というデリケートな問題ですので、どちらが親権を持つという話については明かされていません。
しかし、父となる香川照之さんは俳優や歌舞伎役者という仕事をしているとなると、やはり母である知子さんが子供の親権を持つのではないかといわれているようです。
しかし、長男の政明くんは歌舞伎役者として舞台へ立っていることを考えると、息子の親権だけは香川さんが持つということも考えられます。
なぜかというと、男の子というのは歌舞伎界にとっては重要な位置にありますので、その家系などを継がせるために息子だけは……ということです。
親権をどちらが持つのかはわかりませんが、香川さんと息子さんは同じ歌舞伎役者として顔を合わせることでしょう。
なので、自身の父である猿翁さんと同じような関係になることはないと思います。
歌舞伎の実力は?
2011年9月に46歳という年齢で香川照之さんは歌舞伎の世界へと進み始めました。
それ以前に俳優として活躍していた彼が父の跡を追って歌舞伎役者になるというのは、連日多くのワイドショーや週刊誌などで注目をあつめていたようです。
また、歌舞伎界では特例として俳優として活躍することも許可されたそうで、ドラマや映画では香川照之として、歌舞伎では九代目市川中車(ちゅうしゃ)として活動をすることになったといわれています。
そういえば、香川さんは歌舞伎の世界へなぜ進んだのか?
これは140年という長い歴史を作った名家を守るという気持ちがあり、父の後を継いで歌舞伎役者になろうと決めたそうです。
さて、市川中車という歌舞伎名をもらい公演にも出演をした香川さんですが、その実力とはどうなのでしょうか?
やはり俳優として活動を続けていたこともあり、その演技力というのは素晴らしいものだったといわれています。
また、歌舞伎の型に無理に合わせずに演じていたということを評価するファンもいたそうです。
しかし、逆に厳しい意見もあるのだとか。
やはり40代を過ぎてからということもあり、幼いころから稽古を付けている役者と比べて経験などが少ないといわれています。
それに俳優ということで歌舞伎をしているのではなく、歌舞伎という芝居をしているように感じる人もいるようです。
中には歌舞伎を引退して俳優をしっかりと続けた方がいいという意見もあるようで、やはりファンからすれば納得のいかないこともあるようですね。
俳優として長年活躍をしてきたからこそできることもあれば、かえってそれが邪魔になるということもあるのでしょう。
そういったところが、賛否両論という評判につながっているのではないかと思います。
香川照之さんもですが、息子も現在は市川團子として活躍をしています。
お互いにどういった評価があるのかはわかりませんが、後に名前を残す素晴らしい歌舞伎役者になってほしいと思います。
今では俳優だけではなく歌舞伎役者としても注目をあつめている香川照之さん。
日本の伝統文化に46歳という年齢で飛び込むというのは、相当な勇気を振り絞ったことでしょう。
これからは二足のわらじになるとは思いますが、どちらも中途半端にならないように頑張ってほしいですね。
まとめ
最後にまとめますと
-
- 香川照之の母親と父親?確執?
父は市川猿翁さんで、母は元宝塚の浜木綿子さんです。
彼が幼い頃に両親は離婚をしており、その後は女手一つで育てられたそうです。
父である猿翁さんとは俳優デビューするまでは会うことがなく、長年確執があったといわれています。
しかし、猿翁さんの現妻となった藤間紫さんの力もあって、関係が修復されたそうです。
- 香川照之の母親と父親?確執?
-
- 東大を首席で?
彼が卒業したのは名門である東京大学で、なんと首席で卒業をしているそうです。
しかし、東大出身ということは隠したまま俳優をしていたといわれています。
これは役者には学歴は関係ないという考え方があったからだそうです。
- 東大を首席で?
-
- 嫁と離婚の理由と親権は?
1995年に香川知子さんと結婚をして、2人のお子さんに恵まれています。
しかし、歌舞伎役者となった子供への批判や夫の対応が原因で、2016年に離婚をしていました。
子供の親権については不明ですが、妻である知子さんの可能性が高いようです。
- 嫁と離婚の理由と親権は?
-
- 歌舞伎の実力は?
46歳という年齢で歌舞伎役者となりましたが、やはり俳優としての年月が長いのでそれを活かした歌舞伎をみせてくれるそうです。
しかし、ファンの中には歌舞伎っぽくない表現があるとして、厳しい意見もあるといわれています。
- 歌舞伎の実力は?
これからもその怪演というのを武器に、役者として輝いてほしいと思います。